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午前一時頃、家を出発。
北斗星の発車が五時前なのを考えると大分早いのだけれど、町田のハンズに手袋を返品しに向かったのだ。というのも、この旅行の為に買った手袋が一回使っただけで毛糸がほつれるわ穴が開くわでとても使い物にならない粗悪品だったのだ。 幸いにしてレシートが残っていたため、すんなりと返品&代替品への交換&差額を返金となった。聞いてみると、俺が最初に買った手袋は似たような事例が以前にもあったそうだ。 そんなこんなをこなした後、いよいよ北斗星の発着駅である上野に向けて再出発。 が、今度は予定よりも早く着きそうだったため、中央線快速から山手線に乗り換えた後、秋葉原で途中下車し、30分ほどぶらぶらして時間を潰した。 んで、やっとこさ上野に再々出発、山手線で秋葉原から二駅なのであっと言う間に到着。 実はこの時点でもまだ余裕を持って到着していたため、発車までは一時間程度の余裕が。とりあえず、その日の夕食、ビール、ミネラルウォーター、朝食を購入し、しばしホームで時間を潰す事に。 荷物。四泊五日だけどたったこれだけ。小説がスペースとりまくり。 待つこと数十分、カシオペアが出発し、いよいよ北斗星がやってくる。 一通り外見の写真を撮った後、いよいよ車内へ。 俺の取れたチケットはソロと言って、B寝台(二階建ベッドみたいなやつ)と同じ値段で泊まれる個室なのだ。 こんな感じ。サイズ的にはカプセルホテルを気持ち大きくした感じかな。階段の部分でしか立つ事は出来ないけど、居住性は抜群。正直入った直後はテンションが上がりすぎて鼻血が出そうだった。た、楽しすぎりゅ!って感じ。 インパネ?部分。音楽やテレビ放送?らしきものを聴ける。が、正直飛行機の放送以下の内容&クオリティなので殆ど使わなかった。暖房は出発直後は問題ないけど、朝方冷えるので必須。 そうこうしているうちに電車が動き出した。午後四時五十分頃。 これが今宵のお供。ビールは基本として、じゃがりこは結構腹が減ってたから出発直後から食べ始めてしまい、その後トッポを車内販売で買った。250円くらい。ぼってるなぁ。 発車してから十数分、車掌が切符の確認に来る。それを済ました後、すこし車内を歩き回ってみる事にした。 部屋を出るときは当たり前だけど鍵をかけなくちゃならなくて、この北斗星のソロでは部屋を出る度に毎回暗証番号で鍵をかける。毎回と言っても別にそんな手間じゃなくて、むしろへぇー、と感心してしまった。 まずはロビー。自動販売機やテレビ、横にはシャワー室もある。夜になると、グランシャリオがパブになるまでの間、旅行慣れした人たちが集まって談笑していた。 グランシャリオ。レストラン。予約していない人でもパブになってからは料理も酒も頼める。ただ、一人酒をするような場所ではなかったので、俺の居場所はなし。 部屋に戻った後、特にすることも無いので小説を二時間ほど読む。流れる景色、揺れる車内とレールの上を走る音、旅情があって素晴らしい空間。 午後七時頃、小説を読むのを一旦止めて夕食タイム。幕の内弁当1000円也。 色々入ってるし、コンビニより割高なのは当然だろうから、まぁ妥当な値段と味。 十時半頃、東北のどこらへんだろう、宮城を抜けた辺りから雪がちらつき始める。 今年初めての雪体験だったのでうきうきした。 そう思ってるのも束の間で、それから十分もしないうちに雪だらけの世界に早変わり。 翌日は九時過ぎには札幌に着いているのであまり夜更かしも出来ず、ビールを開ける。ぬるかったがまぁ仕方が無い。結局小説を読みながら飲んだのだけれど、一本じゃ飲み足りなくてグランシャリオでもう一本購入し、それを飲み干した午前零時頃に就寝した。 んだけど、電車の揺れや、アルコールの分解が進んで尿意を催してしまったりしたため、結局頻繁に目が覚めてしまい、あまり眠れずに札幌に着く事になったのだった。
by emporfahren
| 2008-01-24 21:56
| 旅行
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