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久々の弾丸旅行
 それは出発の七時間前に遡る。

 伊香保へ行くのは僕を含め四人。当日の午前零時二十分。錬金3級 まじかる?ぽか~んを録画して寝るべきか、見てから寝るかを決めかねている僕の元へ、そのうちの一人から連絡が入った。
 「終電逃したから迎えに来てくんね?」
 彼がいるのは僕の家から電車で三十分ほどのところにある駅。
 不思議と面倒とは思わなかった。朝から寝違えて動く事もままならず、一日家から出る事が出来なかったせいだろう。そうは迷わずに行く事に決めた。
 しかし、彼のいる駅には今まで車で行った事がなかったので、伊香保へ行く友達のもう一人を無理やり呼んでから、友達のもとへ出発した。
 GW中とは言えど深夜なので国道は空いており、友達のお陰で迷う事も無く目的の駅へ到着。所要時間は一時間弱といったところ。

 そうして友達を拾い、無事に家まで送り届け、一緒に同行してくれた友達と喫茶店で少し駄弁った後、家に帰った。時間は三時を過ぎていた。

 
 午前六時半起床。睡眠時間は約三時間ほど。
 GW中の高速道路が渋滞しなかったら高速道路には渋滞が存在しないはずである。
 これから始まる長丁場に備え、僕はチョコチップスナックを2本を口にした。

 午前七時半、友達が迎えに来る。本日のドライバー。数時間前僕達が迎えに行ったときには大事をとって唯一寝ていた人物である。
 次に、昨日僕と一緒に迎えに行った友人、そして僕を迎えに生かせた友人の順に拾うと、車は秦野中井I.Cから東名高速どおりに乗り、一路群馬県にある伊香保温泉へと出発した。

 東名高速~首都高~関越自動車道~渋川・伊香保I.C
 関越自動車道を降りた頃には午前二時。
 渋滞と便意のみ。特筆すべきは何もなし。

 渋川・伊香保I.Cを降り、温泉のある伊香保へ向かう。GWという事もあって一般道も物凄く混んでおり、車が全然進まない。
 口数も減ってくる車内、そんな時、道沿いにトリックアートの美術館の看板を発見。もし、伊香保への道沿いにあったら行ってみようという事になり、数分後、見えてきた美術館の方へ渋滞から逃げるように車は進んでいった。

 入場料千円を払い、足を進めていく。
 あーもう文章書くの面倒になったので写真でお伝えしていこう。
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 ボケボケ。ヤカンが偽者。
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 今回のドライバー。逆立ちしている訳ではありません。
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 特にコメントなし。
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 僕以外の三人。全員175cmオーバー。四人で並ぶと俺のとこだけ窪む。
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 伊香保の山々。
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 饅頭屋。
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 温泉上り。ドライバーのみノンアルコール、酷い話。
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 タヌキがいました。真ん中らへん。

 こうして温泉を満喫し、車に戻った頃には午後五時を回っており、かなり遅くなってしまったが昼食をとろうという話になった。伊香保は日本三大うどんの水沢うどんで有名な地。そりゃうどんを食わないわけにはいかない。しかし観光協会で貰ったチラシを見てみると載っている全ての店の営業時間が何故か五時まで。おそらく観光地なので夜にうどんを食う人が少ないのかもしれない。昼にうどん、夜は旅館でご飯という流れが殆どなのだろう。
 こうして失意のまま伊香保を後にした僕達は高速道路に乗り、途中のSAでラーメンを食べ、渋滞に弄ばれながら家路に着いた。
 家に着いたのは日付が変わる寸前であった。
 
 まー疲れたが楽しかった。交通費は四人で行って一人4000円強。まぁまぁリーズナブル。
by emporfahren | 2006-05-05 22:58 | 現実
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