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新世界より
読了。

著者の小説は天使の囀り、クリムゾンの迷宮と2つの作品を読んだことがあるのだけど、覚えているのは前者のみ。別に失礼な意味が無いわけでもないけどインパクトはそっちの方が強かったのかも。
どっちにしろ十年以上前に読んだんだと思う。

あんまり感想を長々と書ける人じゃないから一言でまとめると、とっても面白かったなぁと。
話の密度が非常に高くて、後半になるほど話は盛り上がっていく。
当然読み進めていけばいくほど読むペースが加速する。
下巻にいたっては午前十時から今さっき午後四時前には読み終わっちゃいました。

設定はよく練られている印象、キャラも頭の中で想像しやすい。
多少のご都合展開な感じはあったかもしれない。

個人的には「お互いを慰める」シーンの描写や、幼い恋愛感情の描写が本当エロいなぁって。
 
わたしは、徐々に、瞬や覚を見上げるのに慣れていった。-中略-そして、そのことを、自然な変化として受け入れつつあった。 

なんて言葉のひとつとってもゾクゾクしちゃうんだよね、個人的な感傷と混ざるところがあるんだけど。

ままま、俺なんかの意見はどうでもいいね。
人に勧められて本を手に取るのが嫌じゃない人は是非。

追記@
そうそうアニメになるんですよ。秋からテレ朝で。
何クールやるのかもわからないし前後編かもしれないけど、話収まるのかなぁ。
描写とかどうすんだろねぇ。
あくまでも芸術の表現であるという枠にハメて規制の敷居を下げるんだろうか。
予告だけ見るとそこらのアニメと殆ど変わらないんだけども。
映像化不可能なんて自分たちで言っちゃってる以上頑張って欲しい。
Aチャンネルやかみちゅ!のOP作ってる人が監督されるらしい。
その辺りも期待して秋を待ちましょうね。

by emporfahren | 2012-07-16 16:23 | 現実
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